3週にわたってお届けしてきたソクマガのホラー漫画特集も、いよいよ最終弾。第1弾で入り口に立ち、第2弾で逃げ場のない恐怖に触れた読者のみなさまへ、今週はもっとも深いところをお渡しします。 読み進めるほど、こちらを見つめ返してくる視線を感じる。ページを閉じても、部屋の隅の暗がりが少しだけ濃くなった気がする。今回ご紹介するのは、そんな「読んだあと」が本番の5作品です。 まだ引き返せる方は、ここで戻ってください。それでも読み進める方だけ、この先へ。 ※編集部注:一部の表示に不具合が生じている場合がございます。ご了承くださ��。
『棲ミタイ街』廃屋丹(原作)/頼則(漫画)
おしゃれでキレイなショッピングモールに溢れ、自然も多く、子育てがしやすい、住みたい街ランキングNO.1である「おおわしの丘」。 そこで発見された凄惨な惨殺死体。 面を被った怪しく恐ろしい人物は誰なのか…。 ホラーとミステリーが融合した、読み出したら止まらない夜も眠れなくなる一冊です。
『サユリ』押切蓮介
一家が越してきた古い家に潜んでいた、少女の霊「サユリ」。ここまでなら"よくある"心霊漫画ですが、押切蓮介が描くとまるで違います。 恐怖のはずが徐々に反撃の物語へと変貌していく怒濤の展開、そして「怖い」よりも先に「なぜここまで」と震える圧倒的な絶望描写。 1話目から容赦なく叩きつけられる不幸の連鎖は、読み手の覚悟を試すレベル。ホラー漫画の常識をぶち壊してくる怪作です。
『Q この漫画に見覚えがある方はお知らせください』フェイクドキュメンタリーQ
タイトルからしてすでに異常な一作。「作者が不明な漫画」を巡って始まる、メタフィクション×ホラーの実験的作品です。 読者はとある漫画を読むと同時に「この漫画を読んだことがあるかどうか」を自分に問いかけさせられる構造になっており、読み進めるほど自分の記憶までもが揺らいでいく感覚が味わえます。 夏の熱で朦朧とした頭で読むと、余計に効きます。おすすめは深夜の一人読み。
『ひぐらしのなく頃に』竜騎士07(原作)/鈴羅木かりん ほか(漫画)
昭和58年、山あいの村・雛見沢で毎年繰り返される連続怪死事件と失踪事件。のどかな夏の村を舞台に、少年少女たちの日常が少しずつ、そして確実に狂気へと転がっていく——。 「夏のホラー」と言われて多くの読者が真っ先に思い浮かべる金字塔的作品です。 第1話で提示される違和感は些細なものですが、そこから広がる恐怖の総量は計り知れません。原作の複雑な世界観を、章ごとに異なる作画陣が描き分けるコミック版ならではの読み味も見どころ。
『箱の男』都会
ある住宅街、一軒家の一室で、箱に入った男の死体が発見された。 5歳の少女の父親は箱の中で暮らしている。 初めは疑問に思わなかった少女だったが、周りの反応や自身の成長により違和感を覚えるようになり…。 外からは見えない「家族」の闇を描いた、ダークでゾクゾクが止まらない作品です。
3週間にわたるホラー漫画特集も、これで幕引きです。第1弾からここまでお付き合いくださった読者のみなさまに、心よりお礼を申し上げます。 ——ただし、ひとつだけ。 もし読み終えたあと、部屋のどこかで視線を感じるようなことがあっても。 ページの向こうから何かが覗いているような気がしても。 それは、たぶん気のせいではありません。
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前回の記事はお読みに
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そこにsか呪ィを
解除するホ
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