マンガというアートを次世代に継承することをビジョンに掲げ、2021年にスタートした集英社マンガアートヘリテージ。これまでニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミのアートフェアに参加し、2025年9月にはデ・ヤング美術館(サンフランシスコ)の「Art of Manga」展に招聘されました。2025年11月、京都で開催されるACK(Art Collaboration Kyoto) 2025に参加します。日本国内で開催されるアートフェアには、これが初参加となります。同時に、京都市内の4カ所でサテライト展示を行います。
大丸京都店では、尾田栄一郎『ONE PIECE』、久保帯人『BLEACH』、池田理代子『ベルサイユのばら』、永井豪『マジンガーZ』など、これまで発表してきた様々な作品と新作を展示販売。店内に作品紹介用のテーブルを設け、お客様のご希望を伺いながらストックケースから作品をご覧いただけるよう準備しています。展示作品約24点、ストック作品約14点の予定です(ストック作品の観覧は、一組ごとのご案内のため、待ち時間が発生する場合があります。また混雑状況や時間帯によってご案内できない場合があります)。
尾田栄一郎「ONE PIECE / The Scroll 壱」(2024・ed.55)巻子装ヴァージョン
尾田栄一郎『ONE PIECE』では、京都・便利堂コロタイプ工房でプリントされた「ONE PIECE / The Scroll 壱」(2024)の巻子を展示。手漉きの越前和紙に50版を用いてプリントした、豊かな青が美しい作品です。同作は現在「Art of Manga」展(デ・ヤング美術館・サンフランシスコ)でも公開されています。
池田理代子『ベルサイユのばら』は、「ベルサイユのばら / 青のオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」などのカラープリント作品を展示。アーカイバル・インクジェット・プリント。大きなサイズで楽しめるA1サイズ(841mm x 594mm)のプリントと、原画原寸のA2サイズ(594mm x 420mm)のセット販売となります。