最大の謎・未解決事件の真相に迫る!令和にして実写映画化『罪の声 昭和最大の未解決事件』で見えてくる事件の全体像とは…

あの三億円事件にならぶ戦後最大の未解決事件…その謎に迫る超ミステリー大作!
そして、時は令和、どうしても忘れられない謎深きこの事件の実写化…!

「くら魔天狗」を名乗る犯人たちによるお菓子メーカー社長の拉致、そしてお菓子に毒物を混入したという公開強迫、企業には女性や子供の声を録音した脅迫テープ…

国民全員が人質となった大事件であったがどうしてもその真犯人にたどり着けなかった。
その謎と真相に迫る本作は、刺激的で、事件の闇をみせる。

現実は小説よりも奇なり…衝撃の展開と真相に迫る本作の魅力を読み解いてみよう!
父の遺品の中にはあの事件に関わるモノが出てきて…
京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品から黒革の手帳とカセットテープを発見する。
その中身は「ギンガ」「萬堂」という製菓メーカーの情報、そして31年前に起きた【ギンガ・萬堂事件】で脅迫に使われた録音テープの音声…
さらにその声の主は子供の頃の曽根俊也のモノだった…
もしかしたら自分も父も事件に加担していたのか!?
この物語は衝撃的な冒頭からはじまります。
もしかすると「あの大事件」に…自分は、父はあの事件に関わっていた!?という恐怖と不安と謎。
その真実を知りたいという事で少しずつ明らかになる新しい情報…
たびたび伝説の未解決事件としてテレビやネットでも話題になる
「あの大事件」の真相に少しでも近づけるなら…読者である私達もすでに釘付け。

俊也の視点で語られるのは当事者であったかもしれない朧気な記憶と、父を良く知る人物たちの当時の物語。
その細い糸を辿る事で以外な事実が浮かびあがり、様々な因果が絡み合い、その犯人の輪郭が現れるのだ…

✔事件の鍵は意外なところに!?

新聞記者の阿久津もまたこの事件の真相を追う事に…
もうひとりの主人公、大日新聞記者・阿久津英士もまたこの【ギンガ・萬堂事件】を追う事になった。
そこで浮上したのは事件が起こる4ヶ月前に起きたとされる【ハイネケン誘拐事件】。
その舞台はオランダ・アムステルダム、犯人グループは逮捕されたものの、当時の記者のメモには「東洋人」らしき者がいたとされた。
意外な手がかり…過去の情報が真相へリンクし始める
この「謎の東洋人」がこの事件の鍵を握るかもしれないとされたのだ。

まさかの海外での捜索、そしてその男の正体とは…
追うごとに見えてくる”意外な繋がり”。
そして真相に近づくにつれて曽根俊也との話とリンクし始め…

まったく別の視点で語られる【ギンガ・萬堂事件】はこれまでにない説得力ある展開にもう夢中。
これは本当に真犯人がわかるかも…それは人特有の好奇心かもしれない、怖い物見たさかもしれない…
そんなドキドキとハラハラが押し寄せ圧倒的な没入感を感じられます。
この物語の最後はどうなるのか、予測不能の最大のミステリーです。

✔過去から未来へリンクする物語

過去に起きた事とは…伏線が明かされた時、きっと感動するだろう
昭和最大の未解決事件というテーマですが、過去を掘り下げていくばかりではありません。
この事件に関わったかもしれない登場人物と、その人物の過去と現在、その家族たちの行く末までも語られます。
そして、過去を掘り下げながらみえてくるのは未来の姿。

今を生きる彼らたちが語る想いと真実が未来に繋がる鍵となるのです。
私はこの物語を読んで、オカルトでもなく、ネガティブでもなく、未来のために書いた物語だと感じました。
犯人を突き止めたぞ!!という好奇心の欲求を満たす展開と共に、事件の重さとその背景に隠れた人々の想い、そして最大の被害者を目撃することになります。
一度読み始めたらドンドン読んでしまって、結局休まずイッキに読んでしまいました。
ただのドキュメンタリーではなく、人と人が紡ぐヒューマンドラマなんですよ。

読む前に思っていたよりも、濃厚で奥深いドラマに衝撃と感動します。
繰り返されるべきではない凶悪事件の真相。
この物語を読んで、みなさんはどう思うでしょうか。
最後の結末は…ぜひ確かめてください。読む前と後では少し景色が違って見えますよ。

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