現役美大生から美大を卒業して活動するアーティストまで、各キュレーションテーマに共鳴した作品を展開、ArtStickerがセレクトしたアーティストによる展覧会となる。
会場はArtStickerが運営する六本木にある「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」での開催、出展作品はArtSticker限定で販売する予定だ。
Vol.2は2024年9月5日(木)から9月28日(土) まで開催予定。
漫画ファンはもちろん、美術ファンも注目のイベントとなるだろう。
以下、プレスリリースの内容。
本展の出展作品はArtSticker限定で販売いたします。
[株式会社The Chain Museum]
株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、漫画『ブルーピリオド』とのコラボプロジェクト「ブルーピリオド × ArtSticker」を実施いたします。当社が開発・運用するアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」を通じ、アーティストたちがブルーピリオドならではのキュレーションに共鳴する形で作品を展開します。 会場はArtStickerが運営する六本木にある「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」。Vol.2は2024年9月5日(木)から9月28日(土) まで開催いたします。日本では全3回開催。その後、海外展開も予定しています。 ▽展覧会の詳細はこちら https://artsticker.app/events/31519 ※本展の出展作品はArtSticker限定で販売いたします。また全て「先着制」で2024年9月5日(木) 17:00から販売受付をいたします。
企画概要
「ブルーピリオド × ArtSticker」は、人気漫画『ブルーピリオド』とアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」のコラボプロジェクトです。このプロジェクトは、ArtStickerがセレクトしたアーティストによる展覧会です。現役美大生から美大を卒業して活動するアーティストまで、各キュレーションテーマに共鳴した作品を展開していきます。 アートは、鑑賞者によって受け取り方が違うように、アーティストがどのように表現するのかもそれぞれ異なります。『ブルーピリオド』の主人公 八虎が一枚の絵をきっかけにアートの世界にのめり込んだように、本展の作品をきっかけにアートという奥深い世界に踏み込んでみてはいかがでしょうか。そして、より深く『ブルーピリオド』の世界に浸ってみませんか。
INFORMATION
タイトル: ブルーピリオド ✕ ArtSticker Vol.2 日程: 2024年9月5日(木)〜9月28日(土) *日・月は定休 ※9月4日(水)15:00〜17:00にメディア向けのプレスプレビューを行います。 時間: 17:00〜23:00 場所: アートかビーフンか白厨 〒106-0032 東京都港区六本木5丁目2−4 朝日生命六本木ビル 2階 主催: ArtSticker(運営:The Chain Museum) 協力: 株式会社 講談社 入場料 :無料 出展作家: 菊池虎十 / Taketo Kikuchi 岸裕真 / Yuma Kishi 清川漠 / Baku Kiyokawa 永井天陽 / Soraya Nagai 松浦美桜香 / Mioka Matsuura 展覧会URL: https://artsticker.app/events/31519
「ブルーピリオド ✕ ArtSticker Vol.2」キュレーションテーマ
『肌理に線を引く』 「書く/描く/画く」という言葉は全て「掻く」という意味から派生したといいます。 線を引く、描く、皮膚を引っ掻く。まっさらな面を分かち、表面を傷つけることでイメージは現れる。世界は限りなく滑らかに、フラットなものになっていくようにみえながら、少し触れるだけで発疹ができるようになってしまった。でも、もしかしたら、あらゆる創作は掻きむしることから始まったのかもしれません。ものとものの境界を自覚し身体に刻まれた傷とともに、人々はどのように線を引き、何を傷つけ、どこに向かおうとするのでしょうか。 ブルーピリオドは、創作へのエネルギーや熱量と、その裏側を描いています。人間の肌・美術作品のテクスチャー・漫画に使用されるトーンも、みる人によってさまざまな捉え方があり、そして持ち主だけの意味を持って良いはずです。現代社会に生きる私たちの抽象化された個人、作家性について、世界と自分の間にある”自身が持つ肌理”から、考えを深めていけたらと思っております。
ブルーピリオド ✕ ArtSticker Vol.2 参加アーティスト
菊池虎十 / Taketo Kikuchi 1998年生まれ。東京都出身。 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻染織研究分野修了。 描いたものの変容をテーマに、染色した布を空間に合わせて装飾する際に歪ませ、独自の形に変化させて作品を制作している。 布という可変する素材を中心に平面作品やインスタレーション制作を行なっている。 主な展覧会に「by my side」(MATTER、東京、2023)、「Homesick Creature」(BEAMST HARAJUKU、東京、2023) 、Slow Culture #kogei (KCUA 京都 2023) 、EASTEAST (科学技術館 東京 2023)
岸裕真 / Yuma Kishi 1993年生まれ。アーティスト。 人工知能(AI)を、「人間と異なる未知の知性=Alien Intelligence」と捉え直しデータドリブンなデジタル作品や絵画・彫刻・インスタレーションを制作する。主に西洋とアジアの美術史の規範からモチーフやシンボルを借用し、美学の歴史に対する我々の認識を歪めるような作品を手がける。岸の作品は見る者の自己意識の一瞬のズレを呼び起こし、「今とここ」の間にあるリミナルな空間を作り出す。 主な個展に「The Frankenstein Papers」(2023, DIESEL ART GALLERY, 東京)、「Imaginary Bones」(2021, √K Contemporary, 東京)、参加企画展に「DXP2」(2024, 金沢21世紀美術館, 金沢)、「ATAMI ART GRANT 2022」(2022, 熱海市)、受賞歴に「CAF賞2023ファイナリスト」などがある。
清川漠 / Baku Kiyokawa 清川漠は1996年東京都生まれ。2020年⼥⼦美術⼤学芸術学部美術学科洋画専攻卒業。 主な個展に「触感と反射」(FOAM CONTEMPORARY、東京、2024)「境界線上に在る」(日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー、東京、2023)、「 ⬜︎からの脱却 」(OFギャラリー、岡山県、2023)、「境界線に鋏」 (銀座蔦屋書店アートウォール・ギャラリー、東京、2021)、「清川漠展」(⽇本橋三越本店美術サロン、東京、2021)、「空々漠漠」(cocoto、京都、2021)、「withdrawal」(⻲⼾アートセンター、東京、2021)、グループ展に、「奈落で⽔を飲む」(KATA、東京、2021)、「 線と_ 」(Artas Gallery、福岡、2021)、「100⼈10」(ログズビル、東京、2020)、「Rich Seasons III」(オリエアート・ギャラリー、東京、2020)など。「CAF賞2020」⼊選、「SICF21」⽥中景⼦賞受賞。
永井天陽 / Solaya Nagai 1991年埼玉県飯能市出身。2016年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。 主な展覧会に2023年「アーティスト・プロジェクト#2.07 永井天陽『遠回りの近景』」(埼玉県立近代美術館、埼玉、2023)「ぬるまるつぼ」(HARMAS GALLERY、東京、2021)、「フープとホール」(THE POOL、広島、2021)、「名無しのかたち」(武蔵野美術大学 gFAL、東京、2018)。主なグループ展に「第23回アートギャラリーホーム作品展」(チャームケア旗の台、東京、2024)、「1st Anniversary Bunkamura Gallery Selection 2024」(Bunkamura Gallery、東京、2024)、金氏徹平、大西晃生、永井天陽三人展「THREE」(京一原絵 Art Gallery、北京、中国、2024)、「助教・助手展2023 武蔵野美術大学 助教・助手研究発表」武蔵野美術大学 美術館・図書館、東京、2023)、「Footprints of 7 Artists」(銀座蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY、東京、2023)、「Annual vol.1 – Imaging –」(THE POOL、広島、2023)、「感性の遊び場」(ANB Tokyo 3F.4F、東京、2022)、「群馬青年ビエンナーレ2021」(群馬県立近代美術館、群馬、2021)。
松浦美桜香 / Mioka Matsuura 2001年東京都生まれ。2020年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻入学(在籍中)。 油彩画、木炭画、陶器やファブリックによる立体造形など作品の形態は多様。絵画では記憶にある他者の姿や、自作のぬいぐるみをモチーフとして描いており、歪んだ造形や姿勢が木炭や油彩によって生々しい実感を伴って捉えられている。大学在籍中ながら多くの公募展、企画展、個展等で発表している。 主な個展に「Une 妙」(changting gallery、東京、2023)、「wsiw¿」(GALLERY ROOM・A、東京、2023)。主なグループ展に「meet your art fes2023」(天王洲アイル、東京、2023)、「familiar faces」(ロッテルダム、オランダ、2022)、「デッカいダンス」(R for D,matter、東京、2022)「影に水を射す」(DOMICILE TOKYO、東京、2021)、「ブルーピリオド×Artsticker 第3期」(hotel koe Tokyo、東京、2021)、「nature X unnatural」(Room_412、東京、2021)、「generic angels」(プライベイト、東京、2021)、「ニュー・タイプ」(space33、東京、2021) 主な賞歴として、2020年「FACE2021」(SOMPO美術館, 東京)入選、2021年「シェル美術賞2021」(国立新美術館, 東京) ユアサエボシ審査員賞、2022年「出光アートアワード2022」(国立新美術館, 東京) 学生特別賞、2023年「上野の森美術館大賞」入選、2023年「GEISAI#22&classic」タカノ綾賞などがある。
漫画『ブルーピリオド』INTRODUCTION
講談社「アフタヌーン」で連載中の漫画作品。高校生・矢口八虎が絵を描く悦びに目覚め、美大を 目指して青春を燃やす物語。2020 年にマンガ大賞 2020 と第 44 回講 談社漫画賞 総合部門を受賞し 、翌年 TV アニメ化。
会場:アートかビーフンか白厨(パイチュウ)について
ArtStickerを運営するThe Chain Museum がプロデュースする台湾料理が楽しめるアートギャラリーです。再開発で取り壊しの決まっている雑居ビルにて毎月アートプロジェクトを企画運営しています。「アートかビーフンか」という名前の通り、お客さまにはギャラリー空間での作品鑑賞を楽しんでいただくことも、飲食スペースにて食事をしていただくことも可能です。(ドリンク片手に作品鑑賞も可能です)店名の「白厨」はホワイトキューブへのリスペクトや憧れと、キッチンから漂う安心感や温かみを組み合わせた造語です。 ▼Instagram https://www.instagram.com/paichu_artsticker/
ArtSticker(アートスティッカー)について
株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。 また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。 ▽ArtSticker Webサイト ≫ https://artsticker.app/ ▽ArtSticker ダウンロードURL ≫ App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049 ≫ Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=art.tcm.artsticker
株式会社The Chain Mueum概要
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム) 所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO 代表者 :代表取締役 遠山 正道 ▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト ≫ https://www.t-c-m.art/
PR TIMES 企業プレスリリース詳細へ人気漫画『ブルーピリオド』と現代アーティストのコラボプロジェクト 「ブルーピリオド ✕ ArtSticker vol.2」を、2024年9月5日(木)よりアートかビーフンか白厨(六本木)にて開催株式会社The Chain Museumのプレスリリース(2024年8月21日 18時00分)人気漫画『ブルーピリオド』と現代アーティストのコラボプロジェクト 「ブルーピリオド ✕ ArtSticker vol.2」を、2024年9月5日(木)よりアートかビーフンか白厨(六本木)にて開催