秋田書店のレディース向け恋愛コミック雑誌『恋愛LoveMAX』が、電子書店『ソク読み』にて10年連続・雑誌女性誌部門売り上げNo.1を達成。
ソクマガ子
前回の『克本かさね』先生直撃インタビューに引き続き、ソクマガ子が『恋愛LoveMAX』にて『プライベート・ドクター』シリーズでお馴染みの大人気作家「花田祐実」先生にインタビューをしてきました!また、担当編集をされている鷲田さんも同席していただき楽しいお話をいただきました♪
めぐりめぐって掴んだ商業デビュー
●花田先生が漫画家になりたいと思ったキッカケや実際にマンガを描くことになったキッカケを教えてください!
花田祐実先生(以下、花田先生):もともと絵を描くのが好きで、カレンダーの裏とかに女の子の絵とかを描いていて褒められるのが嬉しくて続けていましたね。
中学生くらいから漫画家になりたいと思っていたんでしょうね、『漫画の描き方』みたいな本を買って読んで、コマを割って漫画を描いていました。
●秋田書店さんで執筆される前から漫画を描いていたんですよね
花田先生:そうですね、高校生のときに集英社さんの『ぶ〜け』に投稿していました。
その後、『漫画家養成コース』に入れて担当さんがついてくれたんですけど4年くらい何もしなくて…美術の専門学校に入ったんですけど、卒業制作は漫画でいいって言ってもらえたので漫画を描いて、その卒制を『ぶ〜け』の担当さんに見せたんです。
そしたら「これはこれでいいけど、(編集さんが)ネームをチェックせずに仕上げた作品だから新作をまた持ってらっしゃい」って言われたんです。
その時、吉野朔実さんのアシスタントをしていたんですけど、その話をしたら「せっかく描いたんだから他にも持っていきなよ」って言ってくださって。
●吉野朔実先生が背中を押してくださったんですね!
花田先生:そうなんです、応援してくれて(笑)その経緯で集英社さんの『ヤングユー』に投稿したら賞をもらえたんです。
たまたまその時『ヤングユー』に居た編集さんが17歳のときに『ぶ〜け』に持ち込んだときの方で、いまこういう身の上なんですけどっていったら編集部同士で話してくれるってことで…。
●めぐりめぐって掴んだ商業デビューだったんですね!
花田祐実先生(以下、花田先生):もともと絵を描くのが好きで、カレンダーの裏とかに女の子の絵とかを描いていて褒められるのが嬉しくて続けていましたね。
中学生くらいから漫画家になりたいと思っていたんでしょうね、『漫画の描き方』みたいな本を買って読んで、コマを割って漫画を描いていました。
●秋田書店さんで執筆される前から漫画を描いていたんですよね
花田先生:そうですね、高校生のときに集英社さんの『ぶ〜け』に投稿していました。
その後、『漫画家養成コース』に入れて担当さんがついてくれたんですけど4年くらい何もしなくて…美術の専門学校に入ったんですけど、卒業制作は漫画でいいって言ってもらえたので漫画を描いて、その卒制を『ぶ〜け』の担当さんに見せたんです。
そしたら「これはこれでいいけど、(編集さんが)ネームをチェックせずに仕上げた作品だから新作をまた持ってらっしゃい」って言われたんです。
その時、吉野朔実さんのアシスタントをしていたんですけど、その話をしたら「せっかく描いたんだから他にも持っていきなよ」って言ってくださって。
●吉野朔実先生が背中を押してくださったんですね!
花田先生:そうなんです、応援してくれて(笑)その経緯で集英社さんの『ヤングユー』に投稿したら賞をもらえたんです。
たまたまその時『ヤングユー』に居た編集さんが17歳のときに『ぶ〜け』に持ち込んだときの方で、いまこういう身の上なんですけどっていったら編集部同士で話してくれるってことで…。
●めぐりめぐって掴んだ商業デビューだったんですね!
影響を受けた作品
●花田先生が影響を受けた作品(漫画・小説・映画・ドラマ・舞台など)はありますでしょうか?
花田先生:やっぱり漫画ですね。小さい頃『りぼん』、一条ゆかり先生とか…『有閑倶楽部』『砂の城』より少し前、『こいきな奴ら』『デザイナー』の頃が世代ですね。
田渕由美子先生とかめっちゃ大好きでした。
友達が『なかよし』を買ってたので交換しあって読んだりもしてましたね。中学とか高校になると別マとか誰かが買ってきた漫画がいつも身近にある環境になって…その頃になるとくらもちふさこ先生だったりですね。
花田先生:やっぱり漫画ですね。小さい頃『りぼん』、一条ゆかり先生とか…『有閑倶楽部』『砂の城』より少し前、『こいきな奴ら』『デザイナー』の頃が世代ですね。
田渕由美子先生とかめっちゃ大好きでした。
友達が『なかよし』を買ってたので交換しあって読んだりもしてましたね。中学とか高校になると別マとか誰かが買ってきた漫画がいつも身近にある環境になって…その頃になるとくらもちふさこ先生だったりですね。
最近のマイブーム
●現在、先生がハマっているものを教えてください!
花田先生:最近は旅行に行けないので、都内のホテルに泊まろうって思って普段泊まれないホテルに、お得なプランを使ってステイしてます!
担当編集・鷲田さん(以下、鷲田さん):原稿を持ち込んで頂いて(笑)
花田先生:そう!漫画の取材にもなるじゃんって思って!本当は旅行ができたらベストなんですけど、今はできないので。
●なるほど、素敵な息抜きですね!『プライベート・ドクター』の彩がホテル好きなのもその影響ですか?
花田先生:私はもともとこんなに泊まる事はなかったんですけどホテルはすごい好きなので、彩のホテル好きは私が好きだからですね!
花田先生:最近は旅行に行けないので、都内のホテルに泊まろうって思って普段泊まれないホテルに、お得なプランを使ってステイしてます!
担当編集・鷲田さん(以下、鷲田さん):原稿を持ち込んで頂いて(笑)
花田先生:そう!漫画の取材にもなるじゃんって思って!本当は旅行ができたらベストなんですけど、今はできないので。
●なるほど、素敵な息抜きですね!『プライベート・ドクター』の彩がホテル好きなのもその影響ですか?
花田先生:私はもともとこんなに泊まる事はなかったんですけどホテルはすごい好きなので、彩のホテル好きは私が好きだからですね!
『プライベート・ドクター』の元ネタ
●作品のお話を少し…『プライベート・ドクター』1巻のあとがきを読んだのですが、元ネタは担当の鷲田さんの経験談を元にしているんですか?
鷲田さん:そうなんです、報われました(笑)
※過去に複雑骨折で入院→主治医に片想いしたが、ハッピーエンドとはならず…という実話エピソードがあったそうです。
花田先生:そうですね、私が幸せにしてあげなきゃと思って!
●そのお話が元ネタになったことは間違いなかった!
花田先生:一か月入院するほどの大けがだったんですよね。
●彩と同じシチュエーションなんですね。
鷲田さん:そうです、彩の診断書は私の診断書を元にしています(笑)
花田先生:整形外科医と患者の話なんてどうですかって言われて「えーっ」てなりました。そんな気軽にお医者さんのお話なんて描けないですよって(笑)
それがこんなに長く描かせてもらえるなんて思ってなくて…良かったです。
鷲田さん:そうなんです、報われました(笑)
※過去に複雑骨折で入院→主治医に片想いしたが、ハッピーエンドとはならず…という実話エピソードがあったそうです。
花田先生:そうですね、私が幸せにしてあげなきゃと思って!
●そのお話が元ネタになったことは間違いなかった!
花田先生:一か月入院するほどの大けがだったんですよね。
●彩と同じシチュエーションなんですね。
鷲田さん:そうです、彩の診断書は私の診断書を元にしています(笑)
花田先生:整形外科医と患者の話なんてどうですかって言われて「えーっ」てなりました。そんな気軽にお医者さんのお話なんて描けないですよって(笑)
それがこんなに長く描かせてもらえるなんて思ってなくて…良かったです。
『わたしは憧れの恋人』について
●いよいよ3/16に発売の新刊『わたしは憧れの恋人』について、お話のテーマなど元々あったのでしょうか?
花田先生:いつもお話を作るとき、苦し紛れに「こういうのにしよう!」と思いつくんですが…”偽装結婚”とか”恋人のフリをする”みたいなシチュエーションを当事者2人の目線ではなく、第3者が見て誤解する話にすると面白いかなと。王道のシチュエーションを別の視点から描くと新しいお話になるんじゃないかと思ったんです。
●王道ありきで、花田先生の色を乗せられたという事ですね。そういえば、眼鏡をかけた主人公って花田先生の作品では珍しい気がします。素敵でした!
花田先生:そうなんです、私は眼鏡は難しいと思っているんですけど、味も出るんですよね。もっと描いてみたいです。
鷲田さん:素敵ですよね!扉絵も毎回素敵で!ヘップバーンになったりとか。
●ぜひ注目したいポイントです!
花田先生:いつもお話を作るとき、苦し紛れに「こういうのにしよう!」と思いつくんですが…”偽装結婚”とか”恋人のフリをする”みたいなシチュエーションを当事者2人の目線ではなく、第3者が見て誤解する話にすると面白いかなと。王道のシチュエーションを別の視点から描くと新しいお話になるんじゃないかと思ったんです。
●王道ありきで、花田先生の色を乗せられたという事ですね。そういえば、眼鏡をかけた主人公って花田先生の作品では珍しい気がします。素敵でした!
花田先生:そうなんです、私は眼鏡は難しいと思っているんですけど、味も出るんですよね。もっと描いてみたいです。
鷲田さん:素敵ですよね!扉絵も毎回素敵で!ヘップバーンになったりとか。
●ぜひ注目したいポイントです!
いきなりネームから描きます。
●読者さんが知らない裏設定とかプロットのモデルなどはありますか?
花田先生:そうですね…デビューの時からプロットが難しかったらネームから作っていいって言われてて、いきなりネームから入っちゃいます。
●いきなりネームからなんですね!
花田先生:箇条書きでメモ程度のものは作るんですが、人に見せるためのプロットはどう書いたらいいかわからなくて(笑)。コマを割ったほうが動かしやすいと思ってます。
鷲田さん:花田先生のネームは人の顔とか描いてないんですが、見るとなぜか表情や雰囲気がわかるんです!
花田先生:私の漫画ってわりとコマ割りが普通だと思ってるんです。別の編集さんにも「人の顔とか描いてなくてすいません」って言ったら、「わかりやすいからコレで良いよ」って褒めてもらって、そんな褒め方あるんだって(笑)
●最初に全部頭に思い浮かべて描かれるんですか?
花田先生:いや、なかなかそこまでいかないですね。思いついてる事はあるのに、それをセリフにして会話にして繋いでいって、場面転換の繋ぎとかどうやったら自然に繋がるのかって考えるんですが、そこが難しいです。あと、言わせたいセリフがあって、それは決まってるんだけど、じゃぁどう展開したらそれを言わせられるのかって…繋ぐ部分が一番苦労します。
●セリフや展開もすごくこだわりを感じます。だからこそ男性・女性問わず読者に解りやすく伝わってるのだと感じました。
花田先生:だから最初の15ページと、後の15ページではネームにかかる時間が全然違いますね。
花田先生:そうですね…デビューの時からプロットが難しかったらネームから作っていいって言われてて、いきなりネームから入っちゃいます。
●いきなりネームからなんですね!
花田先生:箇条書きでメモ程度のものは作るんですが、人に見せるためのプロットはどう書いたらいいかわからなくて(笑)。コマを割ったほうが動かしやすいと思ってます。
鷲田さん:花田先生のネームは人の顔とか描いてないんですが、見るとなぜか表情や雰囲気がわかるんです!
花田先生:私の漫画ってわりとコマ割りが普通だと思ってるんです。別の編集さんにも「人の顔とか描いてなくてすいません」って言ったら、「わかりやすいからコレで良いよ」って褒めてもらって、そんな褒め方あるんだって(笑)
●最初に全部頭に思い浮かべて描かれるんですか?
花田先生:いや、なかなかそこまでいかないですね。思いついてる事はあるのに、それをセリフにして会話にして繋いでいって、場面転換の繋ぎとかどうやったら自然に繋がるのかって考えるんですが、そこが難しいです。あと、言わせたいセリフがあって、それは決まってるんだけど、じゃぁどう展開したらそれを言わせられるのかって…繋ぐ部分が一番苦労します。
●セリフや展開もすごくこだわりを感じます。だからこそ男性・女性問わず読者に解りやすく伝わってるのだと感じました。
花田先生:だから最初の15ページと、後の15ページではネームにかかる時間が全然違いますね。
何十年やっててもコツとかないなって思うんです
●これまで作品を作るにあたって苦労した経験などありましたら教えてください!
花田先生:やっぱりネームは本当にダメですね…
鷲田さん:ダメじゃないですよ!(笑)
花田先生:何十年やっててもコツとかないなって思うんです…。作画も時間が足りなくなるのでしんどいんですけど、描いてれば出来上がってくるんですが、ネームは作ってる最中はいいのか悪いのかわからないので不安になりますね。漫画家さんはみんな、ネームを送って編集さんからの返事を待つ時間が一番しんどいって言うけど、同じ気持ちです。
ネームが終わるとホッとして8割くらい終わった気になりますね!
花田先生:やっぱりネームは本当にダメですね…
鷲田さん:ダメじゃないですよ!(笑)
花田先生:何十年やっててもコツとかないなって思うんです…。作画も時間が足りなくなるのでしんどいんですけど、描いてれば出来上がってくるんですが、ネームは作ってる最中はいいのか悪いのかわからないので不安になりますね。漫画家さんはみんな、ネームを送って編集さんからの返事を待つ時間が一番しんどいって言うけど、同じ気持ちです。
ネームが終わるとホッとして8割くらい終わった気になりますね!
今後について
●今後どのような作品を描きたいと思ってらっしゃいますでしょうか?
花田先生:ないですね(笑)。とりあえずその時描けるものを精一杯がんばりたいです!
でもなんだろう、今って恋愛漫画をいっぱい描いてますが、出来事がいろいろ起きて面白いみたいなものを描いてみたいですね。殺人事件とか…。
鷲田さん:いつも殺人事件って言ってますよね(笑)
花田先生:何かが起きて、出来事で物語が進んでいくみたいなのに憧れてます(笑)
●ミステリーやサスペンスみたいな作品ですね!
花田先生:私サスペンスを見たり読んだりするの大好きなんですよ!
●プライベート・ドクターも新しいシーズンに突入しましたね!
花田先生:そうなんですよ!どうやって続けようかと思って!
鷲田さん:続きますよ~!
花田先生:何か新しい展開を考えたいなと思っています。でもほんとにこんなに長く同じキャラクターで描いたことないので自分でも不思議な気持ちです。
花田先生:ないですね(笑)。とりあえずその時描けるものを精一杯がんばりたいです!
でもなんだろう、今って恋愛漫画をいっぱい描いてますが、出来事がいろいろ起きて面白いみたいなものを描いてみたいですね。殺人事件とか…。
鷲田さん:いつも殺人事件って言ってますよね(笑)
花田先生:何かが起きて、出来事で物語が進んでいくみたいなのに憧れてます(笑)
●ミステリーやサスペンスみたいな作品ですね!
花田先生:私サスペンスを見たり読んだりするの大好きなんですよ!
●プライベート・ドクターも新しいシーズンに突入しましたね!
花田先生:そうなんですよ!どうやって続けようかと思って!
鷲田さん:続きますよ~!
花田先生:何か新しい展開を考えたいなと思っています。でもほんとにこんなに長く同じキャラクターで描いたことないので自分でも不思議な気持ちです。
ファンの皆様へ
●先生のファンの皆様に、メッセージなどいただけますでしょうか…!
花田先生:読んでいただいてありがとうございます!今後ともよろしくお願いいたします!
●ありがとうございます!ちなみに…無理を言ってしまいますが色紙を描いていただいたりなんか…。
花田先生:あ、大丈夫ですよ!
花田先生:読んでいただいてありがとうございます!今後ともよろしくお願いいたします!
●ありがとうございます!ちなみに…無理を言ってしまいますが色紙を描いていただいたりなんか…。
花田先生:あ、大丈夫ですよ!
●めめめ、めちゃくちゃ素敵です!!
●この度は貴重なお話&素敵なイラストありがとうございました!すごく楽しかったです!
今回、描き下ろしていただいた色紙は、『プライベート・ドクターSeason8』単行本の発売にあわせて抽選プレゼントキャンペーンを企画中です!お楽しみに!
●この度は貴重なお話&素敵なイラストありがとうございました!すごく楽しかったです!
今回、描き下ろしていただいた色紙は、『プライベート・ドクターSeason8』単行本の発売にあわせて抽選プレゼントキャンペーンを企画中です!お楽しみに!
『ソクマガ』では、4月にかけて、『恋愛LoveMAX』にて連載中の先生にもインタビュー企画を引き続き進行中!
『ソク読み』でも10年連続・雑誌女性誌部門売り上げNo.1を記念して、『恋愛LoveMAX』作品のキャンペーンも予定しております!ぜひお楽しみに!
『ソク読み』でも10年連続・雑誌女性誌部門売り上げNo.1を記念して、『恋愛LoveMAX』作品のキャンペーンも予定しております!ぜひお楽しみに!
『恋愛LoveMAX』×『ソクマガ』特別インタビューバックナンバー