【感想】書店員の読書感想メモ。『君と宇宙を歩くために(著:泥ノ田犬彦)』正反対の2人が楽しく生きるために奮闘する友情物語
くらまほ
青く輝く星が奏でる熱い炎。響く音に胸をかき鳴らされる傑作『BLUE GIANT』
※【再掲】一部誤字を修正いたしました。
クールでアツい!最高のジャズライブが開幕する!
夜。街の中にいても...
愛が重いヘビー男子と、色恋に関心0のライト女子の化学反応から目が離せない『花野井くんと恋の病』
処方箋はなく、症状も人それぞれの病
恋に恋したあのころ。
この人と思う一人に、全てを捧げるような恋がしてみたい。と...
売買される若さと性。ビターな人間模様を描く『明日、私は誰かのカノジョ』では、渇きを癒す掛け値のないものが印象に残る。
※【再掲】2021年7月の記事です。
デビュー作にて累計100万部を突破!新鋭の慧眼が時代の孤独を浮き彫りに...
ヤバいやつら大集合の逆ハーレム!?眉目秀麗な婚約者に地獄までは連れ添っても『来世は他人がいい』
逆ハーレム展開!
それは後宮の男女逆転パターンともいうべく、多くはストーリーにおいて一人のヒロインに複数の男性が思い...
千の言葉の中に真実はたった三つ。不動産屋の“闇”…を勝手に口が語りだす!『正直不動産』!
深夜まで明かりが灯る不動産営業所
コロナ禍以降、お店の閉まる時間が早くなったように感じます。
深夜23時手前。最寄...
聴覚障害のあるヒロインの静かな恋を描く『ゆびさきと恋々』は、音にならない「好き」が雪のように降り積もっていく。
※再掲:2021年5月掲載の記事です。
誰かに何かを伝えることに、一生懸命になっていますか?
以前、聴覚...
毎回必ず「人が死ぬ」!? 故人と、遺族のストーリーを明朗で楽観な葬儀スタッフが見つめる『お葬式にJ-POP』
「メメント・モリ」
時おり耳にするこのラテン語の箴言(しんげん)(旧約聖書の中の一書。教訓の意をもつ短い句や戒め...
誰だって安心して眠れる場所がほしい。『私の正しいお兄ちゃん』が問いかける、正しい家族のカタチとは?
※再掲:2021年11月掲載の記事です。
「生き別れた大好きなお兄ちゃんと、いつか二人で暮らしたい」
21年秋...
推しの家政婦に“なりすます”。その先にあるのは破滅かそれとも――? ユーモアとペーソスが交錯する『ミワさんになりすます』
このまま一ファンで終わるよりも…?
『ミワさんになりすます』。
同作のコミックス巻末には、実在の映画のセリフが...
2021年アニメ化作品!知的好奇心を刺激!『天地創造デザイン部』の「生き物の“物づくり”の現場」が面白い
はじめに、天地創造があった。
万能の神は、すべてを造りたもうた。
光、水、大地を造り――
そして、そこに住まう生き...
謎が解ければ気持ちが整う。主人公は刑事でも探偵でもない、ただの大学生?これを『ミステリという勿れ』!
2022年新春よりドラマ化も決定!各電子書籍ランキングで上位を飾る注目作は、ミステリだけどミステリじゃない?
...
モンゴルの後宮で魔女は怒りを胸に秘め、静かに微笑む『天幕のジャードゥーガル』
最強の大帝国モンゴル
13世紀の北方のユーラシア大陸を支配した地上最強の騎馬民族であり、大帝国、モンゴル。当時...
コネ無し・職無し!あるのは燃える情熱だけ?0から億万長者越えの“100兆”プレイヤーを目指す「トリリオンゲーム」がアツすぎる!
アツい、アツいぞ…なんだこの熱は!
「老後2,000万円問題」。
金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ...
26歳DKの正体は…可愛いあの子の番犬くん!?平凡な恋がしたい『お嬢と番犬くん』のハードなスクールライフ!
昔は「3高」、今は「普通」?
一昔前。日本が好景気に沸き、ギロッポンではジュリアナが流行り、ジャングルでは恐竜が...
シルバーから青春のブルーへ、風と波が誘う映像の水面へダイブする。「海が走るエンドロール」
白に煌めきが混ざるような銀は燃え尽きた灰の色、スクリーンの色。
「シルバー」と、手元の辞書で引いてみると。
シル...
美しい伊豆大島を舞台に、過去と今、二人の漫画愛が巡り、膨らむ『これ描いて死ね』に心を揺さぶられる!
独特の作品表現で多くのファンに支持されるとよ田みのる先生の最新作
とよ田みのる先生の作品との出合いは書店で平積み...
熱くも美しい世界へ没入!アートな青春活劇『ブルーピリオド』が描くことの楽しさを教えてくれる。
「そういえば『ブルーピリオド』のアニメ観た?スゴく良いよ!あ~、こんな作品に学生時代に出会いたかったなぁ」
終...
15歳の真っ直ぐであたたかな眼差しが、人が持つ多面的な魅力を浮き彫りにする傑作!『スキップとローファー』
クラスメイト8名の田舎から、都会の進学校へ!
カニのハサミのような形をした石川県。その爪の先辺りにある、“とある...
カメラに映る、ヒロインの姿は“真実”なのか、それとも――? 諦めきれない破滅的な恋を描く『往生際の意味を知れ!』
運命の女は、破滅を呼ぶ女?
フランス語が語源の『ファム・ファタール』とは男性にとって「運命の女」と訳されます。そ...
“神”アシスタントの彼女は“姫”で異星人、それとも――?『おとなりに銀河』が恋する日常を特別に美しく描き出す
異性は異星人?
「男と女のあいだには深い河がある……」と謡曲の歌詞にもあるように、肉体的にはもちろん、脳の構造、...